ラ行の試練
アムステルダムから直帰。
帰りの車のピックアップは問題なく、無事に家に着く。
疲れていたので、即ベットに入り、バルトの「映像の修辞学」をぱらぱらと読み始めるが、3ページほど読んだところで、前日に本を贈呈されていたことを思い出し、こちらを読む。
「ラ行の試練」
ああ、これは良い本だ。
弘兼憲史が絵を描いている「人間交差点」を思い出す。
物語の大きな起伏はないけれど、読み終わるとちょっと心がズキっとする詩(?)の本でした。
自分が短い文章を書くと、必ず自分の価値基準での評価が入ってしまう。
良かったのか悪かったのか。
そんなことばかり考えている自分には、けっして書けない文章だな、と思う。
20代から30代の勤め人の方は、是非ご一読をお勧めします。