かんずり + Chateau Laroque (2003)
先週日本に帰国したときに、桃子さんから頂きました。
「かんずり」というそうです。
ゆず胡椒が好きで、という話を前にしたことがあったのですが、ゆず胡椒と一緒にこのかんずりも御土産で頂きました。(ご馳走様です^^)
ゆず胡椒は大分県の発祥で、青唐辛子とゆずの皮を混ぜて作りますが、この「かんずり」は越後の発祥で、赤唐辛子を雪の上であく抜きし、麹やゆずなどを混ぜて作るようです。
何にでも使える万能調味料のようでしたが、とりあえず醤油で溶いて、オーブンで焼いた貝柱につけて食べてみました。
うーん、美味しい!
これで立派な酒の肴になります。家で飲むことが多いのでこれは大変重宝します。。といって、例によってロンドンで手に入らないのが困ってしまうのですが。今度帰国した時にまとめて買っておこうかな。
確実に日本酒を出すべきでしたが、ワインの栓を抜いてしまったので、今回のお酒はこちらで。
Saint-EmilionのGrand Cru Classeです。
安いサン・テミリオンなので、そんなに期待していませんでしたが、味はやっぱりというか、それほどでもありませんでした。(メルロー60+カベルネ40)突出して何かが印象に残るでもなく、苦味だけがやや舌に残る感じなので、飲んでいてそれほど楽しくありません。
グラスに注いだ感じは真紅の鮮やかなものでしたが、栓を抜いて3時間後くらいに丸みを帯びた味になり、翌日はやや黒味を帯びた色合いに変わりました。
ま、でも天気の良い休日に、美味しいものを食べながらちょっとワインを飲んで、窓辺で好きな本を読んで、個人的には大変満足しました。