[]空中ブランコ (奥田英朗)

空中ブランコ


週末に西明さんのお誘いで出かけてきたのですが、悪いことにカメラを持っていくのを忘れ、携帯のカメラでパシャパシャしてました。 が、最近の携帯カメラは本体が小さいので、メモリースティックマイクロとか言う超小型のメモリーカードを使っているんですね。で、撮った写真をPCに転送できないことが判明。



Bluetoothでの送信も試みたのですが、なぜか接続がうまく行かず。 うーむ、不便だ。。ま、来週どっかのタイミングでアップします。





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奥田英朗直木賞受賞作。



これやっぱ、現代的というんですかね。神経症を中心にすえたストーリーがポップに展開されていきます。



神経症に悩むのは、空中ブランコ乗りだったり、ヤクザだったり、と普通の人(?)がちょっとしたきっかけで神経症になり、それを克服していくストーリーが短編で続きます。



世の中、原因がわからないということほど人間を恐怖させることはありませんが、このシリーズに出てくる人達は、すべてなぜその神経症を患ったのかという原因が明確なので、安心して読めるんだと思います。



それが現実なのかどうかはわかりませんが、爽快感のある短編集ですね。