[]リリィ・シュシュのすべて(文庫版 岩井俊二)

リリィ・シュシュのすべて (文庫版)






映画版が結構な名作だったので、原作を読みました。



小説の形態が実験的なことを除けば、内容はほぼ一緒です。自殺するのが津田詩織ではなくて久野陽子だったりと差はありますが。(しかし、どうして死ぬ人物を入れ替えたんだろう。確かに、蒼井優の人物設定の方が、変な話だけど、自殺向きな気はするし、伊藤歩はスキンヘッドの方が痛々しさが伝わって残酷性を強調していた、かな)



感想は映画版の時に書きましたが、そこから変わりません。





DebussyArabesqueを聴きながら読むことをお勧めします。