[]Gran Trino

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videonews.comで、宮台さんがクリント・イーストウッドの映画を若い人には推薦しますという話をしていて、それで昨日のチェンジリングやこのグラン・トリノを観ています。



余談ですが、このvideonews.comは有料の会員制メディアですが、good value for moneyです。神保哲生さんというジャーナリストが広告に依存しない独立系のメディアが必要という考えの元に作ったインターネット放送ですが、この人は非常に鋭い。



番組構成が、きわめて高い知性と問題意識によって構成されていて、大変面白いです。



今週は武村さんがゲストで来ていました。民主党への政権交代があるという前提で、前回の政権交代の際に、政権内で何が起こっていたのかをレビューする、という観点でした。民主党が官僚とどのように付合って行きそうか、という点を見通すには非常に参考になる話でした。







さて、グラン・トリノは、宮台さんのクリント・イーストウッド解釈をベースに観たので、ああ、なるほど、そういうことね、と腹に落ちた理解をしました。アメリカ的なものの伝承、という問題と、共同体に関する視線。



硫黄島の方も、このクリント・イーストウッド的な観点でもう一度見直した方がよさそうだ、と思いました。前回は何も考えずに観ていたので。