[]Surrogate(サロゲート)を観た、がこれは参考にはならないなあ
こういう映画は大変好きです。 未来がどうなっているかのヒントで出来ている映画で、示唆に富むことが多いんですよね。
例えば、Minority Reportなんかは、犯罪を未然に防ぐシステム、という映画のメインテーマよりも、カスタマイズされた広告とか、家庭用の映像が立体になっているとか、そういうディテールの未来像によりリアリティがあって、今でも色々な人が将来の社会像を語る時に引用していますね。
サロゲートは、身代わりロボットが普及した世の中をテーマにしているんですが、それ以外にあまり示唆に富むディテールが無いんですよね。身代わりロボットの話自体は面白いんだけど。
あえて言えば、戦争が無人化しているところがリアリティあるかな、という感じでしょうか。
戦争で人が死ぬというのは大変なことなので、きっとこの分野は莫大なお金がかけられて技術の進化が進んでいるのでしょう。だけど、今の戦争の問題は、軍隊対軍隊の戦いという分かりやすい構図にはなっていないので、こういう技術がどれくらい意味があるのかはわかりませんが。
やっぱり、ネットワークの次の社会像がどうなって居そうか、ということに関して想像力のある映画が出てきたらすごいと思うんですよね。
デバイスとしてはAR(Augmented Reality)関連、エネルギーとしては生体エネルギーと超省エネ技術かなんかが進んでー、みたいな。
次の10年くらいでほんとに実現しそうなことっていっぱいあるので、それをベースに社会を描いたらきっと面白いと思うんですが。。。