[]これはお勧め本です 「戦略プロフェッショナル (三枝匡)」





senryaku






これは有名本なので読んだ人も多いと思いますが、恥ずかしながら私は最近読みました。





だって、表紙が怪しいんだもん。。。





「いかにも」って感じで鼻につくでしょう、この表紙は。







しかし、これは非常に良い本です。



正統派の事業戦略立案は、なるほどこういうプロセスで進んでいくのか、という良質のケースを擬似体得することが出来ます。



確かに、このケースの場合は、冷静に考えてみれば「強い商品なのに上手く売り上げが上がっていない(=だからちゃんと戦略を組みなおせばうまく行く」というケースなので、戦略立案の前後での結果に明確な差があります。ここまでの明確な差を作れることは珍しいのかもしれません。



しかし、それでも、戦略の組み方としての着眼点、組織内での立ち回り方に関して生き生きとしたケースであることは間違いなく、多くの学びを得ることが出来ると思います。



考えていることはとてもシンプルなんですけどね。使っているフレームワークも非常に普通ですが、フレームワークは使う人によって切れ味が変わるな、ということを感じます。





プロダクト・ライフサイクル、プロダクト・ポートフォリオ、セグメンテーション





ビジネスに関わる人であれば、それって日常的に考えてますよね? けど、その切れ具合はやっぱり使い方によって変わるんですな。そんなことが良くわかります。





万人のビジネスマンにお勧めします。 大変面白い本です。