[]「最高の人生の見つけ方」(2007)

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この映画は観てからだいぶ時間がたってしまったので、印象が薄れてしまっているのですよね。



映画のアイデアを聞いた時は、それは楽しそうだ、是非見なければ、と思いました。 が、あまり印象に残っていないところを見るとそれほど刺さらなかったということなのでしょう。



ストーリーは末期の癌に侵された二人がたまたま病室で同室になって、死ぬ前にやり遂げたいことのリストを作って一緒に実行していくというもの。



まったくの赤の他人が、人生最後の時間を濃厚に共有することで分かちがたい友人になって行きます。友人というのは、長い時間一緒に居ることで生まれるのではなくて、一部であっても人生の目的を共に達成することによって生まれるのだ、ということを伝えたかったのかな、と思います。平たく言うと。



日々の仕事や生活のたわいも無い日々を意義のある活動に昇華し、その意義を達成する目的を他人と共有することによって、人と人との繋がりは深くなり、人生は豊かになるんではないか?などと思いました。



なんか10代の悩みみたいなことを書いていますが、結局豊かな人生を送る提要というのはそういうことではないかと思います。