[]12 most inspiring DVDs in my shelf.

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年末に掃除をしていて、家にあるDVDのうち、「心に刺さった」ものを12枚ほどパラパラと選んでみました。選択基準は「心に刺さった=何らかの変化が心の中で起こった」なので、「すげー面白かった」というものは省いています。



左上からちょっとづつコメントすると、





「ディアハンター」

  ・理不尽とはどういうことかが判った

  ・それをアメリカの問題という形で描いているところが秀逸

  ・"Dancer in the dark", "Million dollar baby"とちょっと似ているか



「Hours(めぐり合う時間たち)」

  ・社会と女性のテーマが、異なる時間で薄く繋がっていく展開が印象的



「Sideways」

  ・ダメ男とワインという最高の取り合わせ

  ・ダメ男でも何か一つ心から好きなことがあると救われる、というファンタジー



「Velvet Goldmine」

  ・「人生は(しょせん)イメージだ」という強烈なメッセージが刺さった

  ・ゲイが嫌いな人は観てはいけない



Pulp Fiction」

  ・15年も前の映画とは信じがたいクールさ

  ・殺伐としているけど、なぜか大変詩的な印象が残る



「Shawshank Redemption」

  ・これ以上のハッピーエンディングを僕は観たことが無い。

  ・95年はフォレスト・ガンプのせいでアカデミー無冠だけど、信じられない出来



「Love Actually」

  ・この映画の肝は実は後ろで流れている音楽だと思う

  ・POPってどういうことなのかが判った



Hedwig and the angry inch

  ・この映画のテーマはOrigin of Loveという曲の歌詞に表現されていて、とても詩的



Borat

  ・度肝を抜かれた。これがジョークになるとは。。。



グエムル(Host)」

  ・怪物映画で家族をテーマにしたら感動作になった!

  ・血縁関係の濃さを描かせたら韓国映画は最強だということに気づいた作品



「Oldboy」

  ・復讐を復讐が覆うストーリーの秀逸さと最高の役者が高いレベルで融合



リリィ・シュシュのすべて」

  ・10代の少年少女の鬱屈した世界観が見事に表現されていると思う

  ・ドビュッシーの音楽がやけに合う





レンタルで借りたものはここには入っていないのだけど、手元にあるものの中ではこんな映画に影響をされて生きてきました。



なんか共通性があるように見えるような見えないような。