[]よいサービスを提供するために何をするべきか?

写真3




ちょっと前に、豚組の中村さんが「ぐるなび」と「食べログ」についての分析をしていて、面白いなと思った話があるんですね。



グルメサイトっていうのは便利で面白いけど、毎回それらのサイトを参照してレストランのお試し訪問をしていると、永久に一見さんの身分から脱却できなくて、常連になることで受けられるサービスを逃す可能性があるという話。



これ、確かにそうなんですよね。



週末のお昼にちょっとランチを取りに行ったDivinoも、毎回本当に良くしてくれます。この日も「いつもありがとうございます。これサービスです」と言って、写真の右側の泡ロゼをサービスしてくれました。金銭的に得した損したという話ではなくて、こういうのって純粋に嬉しい。



サービス業ってやっぱり"I care you"が基本だな、と思います。



良いサービスを受けたときほど、自分はほかの人に対して同じように良いサービスを提供できているのだろうか?ということを考えます。特に仕事。自分の仕事は本当に誰かの役に立っているのか。相手に喜んでもらえているのか。



僕は基本的にはよいサービスというのは、こういう流れで発生するのだと思っています。すなわち、、



?よいサービスをする

      ↑

?その人をケアしたいと思う

      ↑

?その人に共感をする

      ↑

?その人のことをよく知る



で、「?共感をする」という部分が重要トリガーになっているのだと思っています。そして共感の前提は「?その人のことをよく知っている」かどうかなんだろう、と。



ある人のことを良く知ったら嫌いになった、という流れもありますが、知らない人に共感することは出来ないので、自分が良いサービスを相手にしたいと思ったら、まずはその人のことを良く知る努力をすることが大切なのだろうと思います。



遠回りに見えても、相手のことを良く知ることが一番重要で、まずはそこに努力を集中させるのが最終的には早道だし重要な方法なんだろうと思います。



自分はお客さんのことをどれだけ理解しているのか。それを折に触れて考え直すことが、分析の方法なんかを考えるよりも重要なように思います。