[]負荷を掛けるのも大事だけど、その後の回復プロセスも大事だと思う (「挫折力」)

挫折




筋肉の場合、筋繊維を壊して修復する過程で前よりも強い筋肉になる、というのが科学的に解明されているんだろうと思います。 だから、効果的なトレーニングというのは、効果的なタイミングで効果的に筋繊維を壊して、それを回復させるためにどういう栄養を取ってどう休むべきか、ということに重点を置きます。



「若い頃の苦労は買ってでもしろ」と良く言われるので、経験的に、心と頭のトレーニングも、負荷をかけて、壊した上で回復させるのが有効ということなんだと思いますが、苦労することだけを強調するのは片手落ちではないでしょうか?



挫折すること、心と頭に負荷を掛けることも重要なのですが、同時に、かかった負荷をその後どうやって成長に昇華させるのか、について、ちゃんとした方法論があると良いように思いますね。 「買ってでも苦労をした」後で、それで傷ついた心と頭をどう回復するか、を考えないと、効率的には成長できないように思います。



筋トレの場合、むやみに負荷を掛けると筋繊維が断絶してケガになってしまいます。心もあまりにも強い負荷を掛けると、折れてしまって回復できなくなるので、この加減も重要。



要は、個人にあった負荷の掛け方と、その回復を周りの人がトレーナーとなってコントロールする、というのが効果的なんだろうと思います。



教師とか親の役目っていうのは、こういうことなんじゃないかと思いますね。