[]え、これって父と子の対話がテーマ? (映画:「プリンセス・トヨトミ」)

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原作を読まずに映画を観てしまったのが悪かったのか。



この映画はまったく心に響かず。



「大阪人が変だ(あ、良い意味でね)」という、みんなが薄々感じている事実をデフォルメして、「豊臣家の末裔を担いで日本から独立国家が出来る」くらいの面白ストーリーが展開されるのかと思って期待してました。地方分権が本気で必要な時代に、そういう映画を作るのって面白いよなーと思って久々に邦画を観たんですが。。。



まあ、変な期待をして観た僕が悪いんですが、これはそういう政治映画ではなくて、「大阪国」という設定を舞台設定で、父と子の絆を描く映画でした。



父の日が近いから?今のタイミングで公開なんでしょうか? 



でもこれ、設定の面白さと中心テーマがいまいち合わないと僕は思うんですね。大阪国のリアリティが無いところで、父と子の絆をまじめに語られると、話自体はまじめなのにテーマ自体にリアリティがなくなってしまうような。「大阪国」を設定しないと語れない父と子の絆ってなんなんだろう。



鴨川ホルモーの方が面白かったなー、と僕は思ってしまいます。



大阪の人は面白い!と思うのかしら。