[]やっぱり組織論の作品に見える (「ゴッド・ファザー・パート?」

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パート?をGWにマカオに行く飛行機の中で見て、これは名作と思っていたところ、パート?とあわせてみるともっと面白いとのコメントをもらいました。



で、ツタヤで借りて観てみました。



これも名作。途中でインターバルが入る長い尺の映画ですが、最後まで食い入るように観てしまった。で、思ったのは、やはりこのシリーズは僕には組織論がテーマの作品に見えるということ。



アル・パチーノ演じるマイケルって、正直、やな奴。絶対に友達にはなりたくないタイプ。



見た目はカッコいいけど。イタリア人のステレオタイプにあるような、明るく楽しいタイプではないし、壮大なビジョンがあって人を惹きつけているわけでもなさそう。



でもリーダーなわけです。



それはなぜかと言うと(これは父親にも言えることですが)、彼には自ら「手を汚す」覚悟が備わっていて、そしてシンプルな規律を絶対に守るから。そのためには実の兄をも手にかけるわけですが、それが最終的には組織の統制を取ることに繋がっているのだろうと思います。



これも一つのリーダーの形。