[]自由人として生きるためにどうすべきか?を考えさせられる(本「ユダヤ人大富豪の教え」)

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この本、ずーっと錬金術の本だと思ってました。で、敬遠して読んでいなかったんですが、ネットの書評を見てちょっと読んでみました。



で、思ったんですが、これは割りと良い本。錬金術の本ではなくて、生き方の本でした。



個人的に、「これは」と思ったのは第一の秘訣の部分。不自由人と自由人に関するくだりです。



どういう人が不自由人で、どういう人が自由人なのか、という分類をゲラー氏が行っているんですが、不自由人の例のトップに来たのが



    ・会社員、公務員



でした。ゲラー氏曰く、、、、



「君が金持ちになりたいなら、会社員でいるという期間はできるだけ短いほうがいい。自分の学びたいスキルを学ぶ学校ぐらいの気持ちで行ったらいいだろう。それぐらい軽い気持ちで行かないと、君は、現代企業社会の洗脳の犠牲者になってしまう」



だそうです。



ここで、自由人というのは、収入を得る「システム」を構築している(そして、そのシステムは本人の関与なく自動的に働く)がゆえに、「人生の1日1日で何をするのか?」を自分の意思で決められる人のことを言います。



もちろん、会社員だとしても、仕事の達人はいます。自由意志で決めた1日の行動が会社の付加価値に繋がる、という例も無いわけではありません。ただ、そういう例は非常に稀だというのも事実だと思います。



自由人として生きて行きたいのであれば、今何をするべきなのか。ポイントは仕組みを作る、ということ。こう考えると、今何をしなければならないのか、おのずと進むべき方向は明確になります。