アメリカのサクセスストーリー系映画って、どーも胡散臭くて楽しめないものが多い。ボクシングで最近のもので言えば、「
リアル・スティール」とか。
ファミリー向けの映画なんで、ああいう作りになっちゃうんだと思いますが、話の展開が単純過ぎて、ちっとも面白くない。予定調和にもほどがあるんじゃないか、と。
こちらの映画は、確かに話としては予定調和的。社会の底辺からボクシングで勝ってあがっていく話。ただし、その単純なストーリーを、大家族、
ドロップアウト、移民、ドラッグ、みたいなな様々な要素が彩っていて、かつ役者が良い。
その辺が、素直に良いと思える要因な気がしますね。