[]コンサルティングとコーチングが繋がる感覚(オットー・シャーマー「U理論」)

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この本を読み終わって、三枝匡さんの一連の経営小説のことが思い浮かびました。



どの本だったか忘れましたが(「経営パワーの危機」だったか「V字回復の経営」だったか。。。)、会社が傾く状況でコアメンバーが集中合宿を行い、そこから本質的な認識の変化を得るシーンがあります。



三枝さんはコンサルタントの立場で小説を書いているし、登場するのは経営コンサルタントなのですが、コアメンバーが集まる「場」で起こっていたことが、U理論で語られていることと非常に近いように感じました。



U理論自体は、僕の印象ではコーアクティブ・コーチングと非常に近いですね。組織まで領域を広げたコーアクティブ・コーチングという感じでしょうか。源(ソース)に触れる、という下り、ここ最近(研修と個人のコーチングセッション)での体験を思い出しました。



古い考えから抜け出し、本質的な認識の変化が起こることは、個人にとって大変なインパクトをもたらします。これが組織単位で起こるのだとしたら、それはたとえ数人のグループであったとしても、会社や社会を揺るがす大きな力になるのだと思います。



コンサルティングコーチングのボーダーラインが段々と無くなっていくことを感じます。



この仕事は極めて重要。