[]今こそ読み直すべき本(ミヒャエル・エンデ「モモ」)
これは驚きました。
この本は30代になったら読み直すべき本だと思います。
小学校の時に、課題図書で読まされた記憶があるのですが、30代半ばを過ぎた今の方が感じたインパクトは大きい。こんな感じのメッセージを受け取りました。
人間はそもそも創造力を持ち、金銭の有無とは関係なく豊かに生きる力を持っている。それが、自分たちが社会の価値観として作った価値観に沿って行動していく中でいつの間にか失われている。
・何のためにセワシク生きるのか?
・それはどのような価値観に基づいているのか?
・自分は本当は何を望むのか?
そんな内容を、モモと時間泥棒の話を通して伝えようとしているように思います。
あと、友人に言われて初めて気づいたのですが、モモっていわゆる「ナチュラル・コーチ」ですね。モモと話すことで、人は自分が本当は何を望んでいるのか、何が問題なのか、自分で気づいていく。
古い本ですが、改めて読み直す価値有りだと思います。