ゲイノウ

[]Guggenheim Museum(グッゲンハイム美術館:ニューヨーク)

「芸術はお金の関数だ」とソースティン・ヴィブレンを読んでから思うところがあって、今回ニューヨークに行ったのも、現代で最もお金をかき集めたアメリカの現代美術がどうなっているのかを観たかったから。 そんなわけで、現代美術で有名なグッゲンハイム美…

[]露明珠�毫能方

これ、なんて読むんだろうか。 上手く描けなくてとても苦労した書。露のところのくるくるがどうしても描けなくて困りました。 それにしても、バランスがどうしてもよくならない。

[]其朗潤故以智

王羲之の書の続き。 書は精神と技術がバランスよく融合しないと上手くかけません。 自己の鍛錬がとても大切

[]ハーグ市立美術館→現代美術館

20世紀初頭の絵画が一番しっくり来るように思うんですよね、個人的に。 丁度100年前の人達が書いた表現に親近感を感じる。なんでだろ。 市立美術館の隣の現代美術館では↑のような絵画を展示していました。 これは工場の風景のようですね。

[]ハーグ市立美術館

この美術館はなんというか、ごっちゃ混ぜ、というか。 蜂の巣状の部屋の多い建物で、それぞれの部屋にオブジェやら絵画やら、色々なものが展示されていて、それこそ「コンポジット」って感じでしょうか。 ピエト・モンドリアンの作品数で世界最大(?)なこ…

[]マウリッツハウス美術館 (Mauritshuis Museum)

ハーグの街の真ん中にある美術館ですが、建物自体がコンパクトながらオランダらしいというか、均整の取れた建物で、良いなと思います。裏がすぐに人工池なのもちょっとオランダっぽい。 ここにはレンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」とフェルメールの…

[]Netherland Dance Theater

これを観る為にわざわざハーグまで行ったわけですが、観た演目はNDT?の4つのショートワーク。 * Passomezzo * Passe-Partout * Offspring * Deja Vu の4つ。 どれも素晴らしかった。20代前半くらいですかね。まだ若さが見えるダンサー達でしたが半端…

[]Munch Musium

事前に、ここの美術館で数年前に「叫び」の盗難事件があった、と聞いていたのですが、そのせいか警備が非常に厳重でした。 しかし、この人の絵はきつい。 精神病の人の幻覚を投射されているような感覚になります。一つ一つの絵がそれぞれ理解可能な意味を持…

[]Three Short Works (The Seven Deadly Sins, Carmen, DGV)

オスロのアップデート終わってないんですが、昨日観たバレエがかなり良かったので忘れないうちにアップしておきます。 残念ながら昨日のものが最終公演だったのですが、同じプロダクションのものがあったら是非観に行くことをお勧めします。 バレエのSho…

[]Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia

ソフィア王妃芸術センター ここは良いですね。 プラドで膨大な宗教絵画を観た後に来るとホッとします。正直、キリスト教徒でもなく、どちらかというと無宗教の日本人である自分には、あの宗教絵画の山はしんどい。真面目な信仰の態度があまりにも自分とかけ…

[]Museo Nacional del Prado

プラド美術館。 マドリッドの美術館って、なんかパリに似てますね。19世紀までの絵画がプラドにあって、それ以降の20世紀のものがソフィア王妃芸術センターにあります。ルーブルとオルセーの住み分けみたい。 で、プラド。キリスト教徒でないせいか、宗…

[]之能其清華仙

今年の最初の書道 王羲之の長い漢詩の書を六文字づつ書いています。今回も文字の形にもバランスに不満が残る清書になちゃったけど、地道に少しずつ。

[]Francis bacon展 (Tate Britain)

年末の企画展で、残念ながら1月の頭で終わってしまったのですが、Francis Bacon展を見にTate Britainに行って来ました。 噂には聞いていましたが、これは気持ち悪い。 体の一部を描かない手法、灰色の背景に紫のスラッシュ、キューブの中の人間、とかことご…

[]THE REVOLUTION CONTINUES ; NEW CHINESE ART (THE SAATCHI GALLERY)

10月にChealseaに移転したSaatchi Gallery。近所だし、ずーっと行きたいと思っていたのですが、念願かなってやっと行って来ました。 Sloan Squareの駅から、Kings Roadをちょっと下ったところにあります。このあたりは高級ショッピング街なんだけど、Knights…

[]Nutscracker (Royal Opera House)

Nutscrackerは年末の恒例演目みたいですね。去年も同じ時期にやっていた記憶があります。 この話、ほとんどストーリーはないですよね。くるみ割り人形とハツカネズミが戦って、お菓子の国に行ってお終い。しかもハツカネズミと戦うまでが第一幕なので、第二…

[]Sonia Rykiel, Exhibition (Les Art Decoratifs : Paris)

パリで最後に寄ったのがLes Art Decoratifs(装飾美術館?) 前日に行った時はなぜか突然の休館になってしまい入れなかったのですが、最後の最後でやっと入れました。 観たのは Sonia Rykiel展。ファッション系の展示展なので、学生が熱心にスケッチをしてい…

[]ANDY WARHOL : OTHER VOICES, OTHER ROOMS (Heyward Gallery)

Heyward GalleryのAndy Warhol展 (ANDY WARHOL : OTHER VOICES, OTHER ROOMS)に行って来ました。 この間、「有閑階級の理論」を読んだせいかもしれませんが、やはり芸術とお金は切り離して考えられません。その時代、その時代で最も生産性が高い(要するにお…

[]Mark Rothko展 (Tate Modern)

めっちゃめちゃ寒かったのですが、Tate ModernのMark Rothko展に行って来ました。 Waterlooからテムズ川沿いを歩いたので、顔面が凍るかと思いました。(写真は、震える手で撮った夕方のテムズ川。さむー) 10分ほど歩いてTate Modern到着。 あまり時間が無…

2009年の抱負

観て、この絵。 モディリアーニの「ポール・ギヨームの肖像」。オランジェリーの中で一番のお気に入りの絵です。野心を抱く新進気鋭の画商が見事に描かれています。左手の皮手袋にタバコ、微妙に傾けた顔に、モディリアーニでは珍しいと思うんですが、画家を…

[]Gewandhaus Orchestra Leipzig/Chailly (Beethoven Symphony No. 9)

神だ、神が降臨した! っていうくらい素晴らしかった。 ライプニッツのゲヴァントハウス管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲第8番・第9番を聴きにBarbicanに行って来ました。 あまりにも気持ちよくて第8の途中で気を失って(寝て)しまいましたが、第9番の…

[]Francis Alys

ポンピドゥセンターで妙にツボにはまったんですね、この人。 ベルギー生まれで、今はメキシコシティを中心に活動しているらしくシュールな作品が多いんですが、なんか妙に笑ってしまう。 ポンピドゥに展示されていたものは、下書きのデッサンにトレーシング…

[]Les Miserable

Queens TheatreのLes Miserable 久しぶりのミュージカルでしたが、スイマセン、なんと前半寝てしまいました。 ストーリーに大きな進展が無かったのと、展開と音楽がフラットだったため、眠くなってしまったんですな。 後半は、大きな見せ場が何箇所かあり、…

[]Concert Anniversaire : Elliott Carter - Olivier Messiaen

今回はバレエではなくて普通のコンサートを聴きにオペラ・バスティーユへ。 Elliott CarterとOlibirt Messiaenは、二人とも20世紀初頭に生まれた作曲家です。 今回の演奏で初めて知ったのですが、二人とも聞いたことの無いような曲でした。頭の中にストッ…

[]なぜかこれが一番刺さった

オルセーは良いですね。 4階?5階?の後期印象派のコレクションがすごくて、ゴーギャンとかセザンヌとかの、教科書で見たことのある絵画が目白押しでした。 が、個人的に、なぜか一番刺さったのがこれ↓。 ロートレック(Henri de Toulouse-Lautrec)の、お…

[]Picasso / Manet "Le Dejeuner sur l'herbe"

前回、長蛇の列を前にして挫折したオルセー。 今回は時期外れのためか行列もほとんど無く入れました。 ここの印象派のコレクションはすごくて、それについては後々書きますが、今回最も刺さったのはこれ。 "Picasso / Manet : Le Dejeuner sur l'herbe" グラ…

[]之行松風杉月

これが今年の書き収め。 来年、また頑張りましょう、書道。

[]三空之心長契

今年の書道は、これと後もう一つでおしまい。 次は書初めになります。 1日3時間、1年やればモノになるんですよ、何事も。そんな時間無いけどね、今は。

[]神情先苞四忍

先日Gurdianを読んでいたら、1000時間の法則というのが載っていました。 ベルリンの音楽学校に通う生徒を対象に、成績の良いものと芳しくないものの比較調査から、能力の差は遺伝的なものもさることながら、どれだけ練習に執着するかというスタイルが大きく…

[]山月随人帰

「山月随人帰」 「山」とか「月」っていう字はクセモノで、単純な形だけに余計に難しい。左払いに続いて、ハネも苦手なことが発覚。 今週、先生にコツを習ってきました。一度筆を調えて、角度を変え、強く抑えてから勢い良くはねさせるのが良いようです。

[]山光照我心

「山光照我心」 文字の形に気をとられると今度は全体のバランスがおかしくなります。木を見て森を見ず。 正に人生の縮図。道のりは長い。