エイガ

[]BAの機内映画って結構種類が豊富(映画「X-men2」)

このX-men2って、僕観損ねていたんですよね。2003年の作品なので、もう9年前のもの。 今回、初めてロンドンに行くのにBAを使ったのですが、ANAに比べて機内エンターテインメントの種類が豊富。日本語字幕は出ませんが、それが気にならないのであれば、BAでロ…

[]いまいち面白さが判らない(「Hangover Part2」)

前作も巷では結構人気ですが、僕は正直この映画の面白さが良くわからない。 「そりゃないっしょー」パターンの笑いが永遠と続くので、だんだん疲れてきちゃうんですよね。 こんだけ無茶できる友達が居れば人生さぞかし面白いんだろうとは思いますが。

[]ETの別パターン(*ネタばれ注意 映画「Super8」)

これもロンドン行きの飛行機の中で観た映画 2011年版のETという感じでしょうか。人も殺すし、結構凶悪なエイリアンに見えるんですが、囚われの身から脱し故郷に帰りたいだけで悪意は無い、というパターン。 主人公の少年もヒロインの少女も母が居らず父親と…

[]ショーもない映画だな(*ネタばれ注意「カウボーイ&エイリアン」)

ロンドンに向かうBAの飛行機の中で見た映画。 たまたまあまり頭を使いたくない気分だったので、タイトルから考えて1秒も頭を使う必要が無さそうな映画をボーっと観ていました。そのうちの一つがこれ。 まー、ショーもない映画でした。 そもそも、侵略してき…

[]日本の「復讐」の表現(映画「告白」)

リベンジ映画と聞くと、パク・チャヌクの復讐3部作がやっぱり頭に最初に浮かびます。Old Boyの印象が凄く強い。 あれは、15年間の軟禁の復讐を、もっと大きな復讐が覆うという構造が秀逸な映画で、チェ・ミンシュクの演技も素晴らしかった。 この「告白」は…

[]暴力を詩的に描くとこうなる(映画「ソナチネ」)

アウトレイジから時代を巻き戻して北野武の93年のソナチネを観てみました。 この二つの作品、とても似ているんだけど、ソナチネの方が詩的。ストーリーはたぶんどうでも良くて、暴力によって唐突に奪われて行く命を、どこか別の世界の出来事としてぼーっと…

[]滅び行く運命としても人生は前向き(映画「借り暮らしのアリエッティ」)

「少年と少女の物語。どちらか片方は異界の存在」というジブリが繰り返し描いているパターンの映画。ジブリってどうしてこのテーマをしつこくしつこく、繰り返し繰り返し描くんだろうと不思議ですが、この構造でないと伝えられない何かがあるんでしょうね。 …

[]あっさり暴力映画

割とあっさりしたヤクザ映画。 暴力と恫喝シーンで出来てる映画ですが、ネチネチした気味悪さはなくて、登場人物がみんなあっさり死んでいくので、見終わった後もすがすがしい(?)気分でいられます。

[]確かに韓流俳優はカッコいいが。。(映画:「男たちの挽歌」)

シンガポールに行く飛行機の中で観た韓国映画。 飛行機に乗ると、映画を観ないと損をした気分になるので、一応観てみたわけですが。。。 これはイケメン韓流俳優を観るための映画で、ストーリーはひどいね。韓国映画らしく、血のつながりがストーリーのベー…

[]これは難しい。。。(テレンス・マリック「天国の日々」)

「ツリーオブライフ」を観てから、テレンスマリックの映画を遡って観ています。 これが3作目。(「ツリーオブライフ」、「シン・レッド・ライン」、「天国の日々」) 今まで観た中ではこれが一番難しかった。結局、監督が伝えたかったメッセージが何だった…

[]考え方がコンサルのプロジェクトに近い(映画「マネーボール」)

先週から公開になった映画「マネーボール」を観てきました。ブラピ主演。 内容は、大リーグの貧乏球団のオークランド・アスレチックスをブラピ演じるGMビリーが立て直すというもの。 非常に面白い映画だったんですが、GMビリーがとった立て直しのアプローチ…

[]観るたびに違う発見が(映画「珈琲時光」)

先週Tatsumiを観て、アジアの監督から見た日本の姿が、ものすごくリアリティを持って見えることに驚きました。 で、思い出したんですが、昔、「珈琲時光」を観た時に同じような感覚を持ったんですよね。日本人が描くよりよっぽど今の日本を上手く表現してい…

[]明日が最後のチャンス。是非観てほしい映画(Eric Khoo "Tatsumi")

これ、東京国際映画祭の「アジアの風」部門の映画なんですが、お勧めです。 今回のお勧めは期間限定というか、、、、上映チャンスが明日の1回きりなんですよね。平日ではありますが、ノー残Dayとかだったりしたら六本木ヒルズの東京国際フィルムフェスティ…

[]予告編で十分(映画:「猿の惑星 創世記ジェネシス」)

これはちょっと微妙。 予告編を観たときはなんか面白そうに見えたんですが、本編を見ても、予告編で理解した内容以上のものは出てきませんでした。すなわち、人間が作った認知治療薬が猿の頭脳を進化させ、オリジナルの「猿の惑星」に出てきた猿人類を作り出…

[]この映画の主役は浅野忠信と壇れいだと思う(映画:「母べえ」)

内容はともかく、この映画の主役は吉永小百合ではなくて浅野忠信と壇れいではないか? というのも、メインのストーリーに差し込まれているこの二人のサブストーリーの方が儚くて心に迫ります。もともと個人的に浅野忠信大好きで、壇れいの昭和初期の美人役が…

[]シリーズの始まりを描く映画を2本連続で観た(「X-Menファーストジェネレーション」)

「X-men」と「猿の惑星」、有名作品の「そもそもの始まり」を描く映画を2本立て続けで観ました。 で、思ったのは、「正直、始まりの物語は今更どーでも良いや」ということ。 驚くような隠された起源の話があるわけでもないので、特に驚くことも無く。 ま、…

[]金融業とは何なのか("Inside the Job")

昨日、ファンド出身の人とちょっと話をしていたんですが、「最近のファンドビジネスの苦しさは手ごろな投資案件がないこと」と言っていました。 成長しそうな領域、会社はあるものの、基本的に世界的な金余り状態になってしまっているので、数少ない成長案件…

[]スリラーからサスペンスに変わる構成が秀逸(映画「バタフライ・エフェクト」)

これ、なかなか面白い映画。 内容は、子供の頃、しょっちゅう記憶喪失を起こしていた少年が、青年になって自分が子供の時に記憶喪失になっていた過去に戻る方法を発見し、人生を塗り替えるというもの。Back to the futureのサスペンス版みたいなストーリーで…

[]空虚さしか残らない戦争映画(「シン・レッドライン」)

「ツリー・オブ・ライフ」が個人的に刺さったので、テレンス・マリックの作品をさかのぼる旅へ。 この映画は太平洋戦争のガダル・カナルの戦いを舞台に、両軍の兵士の個人内面を描いた作品。 ストーリー性があまり無いところが「ツリー・オブ・ライフ」と良…

[]昭和ってすごい時代だな、と感じた作品(「蘇る金狼」)

今の世の中に生きる立場から観ると、とっても滑稽な話に見えます。 主人公の朝倉は、色々と犯罪に手を染めるわけですが、その動機付けが「社会でのし上がる」ということです。 滑稽なのは、その時に意識されている「社会」というのが「東和油脂」という企業…

[]原作よりもシュールなのでは???(「ねじ式」)

これは強烈にシュール。つげ義春の原作がそもそも夢の内容をベースにしているのでシュールになるのが当たり前と言えばそうなんだけど、映像を男を付けると、なんか原作と違ったシュールさが出てくるように思います。 貧乏さ加減が後退し、ダリっぽいというか…

[]なんか、段々駄作になって来て居るような。。。(「トランスフォーマー:ダークサイドムーン」を観た)

寝てしまいました。映画の上映中に。 3D映像として相当凄そう、という期待感に胸を膨らませて観に行ったのですが、正直そうでもないような。。。 3D映像に慣れてしまったからなのかもしれませんが。 内容は特にコメントしようが有りません。最近のエイリアン…

[]目のやり場に困った 「極道の妻たち」

バンコクに行く飛行機の中で、万が一機内エンターテイメントのラインアップがつまらなかった時のバックアップで持っていたのがこれ。iTunesで400円でレンタルして、iPadに入れておきました。 今考えると、これを機内で観るのは無謀だった。 というのも、…

[]こっちは浅野忠信の良さがとても良くわかる「鮫肌男と桃尻女」

こっちの方は浅野忠信の良さが良くわかる。 特に、我修院演じる「山田」とのトイレでの絡みが最高。 原作もキャラクターが非常に立っている作品なんだと思いますが、映画の方も中々の面白さでした。。

[]ハマり役すぎて、浅野忠信の良さがわからん(「モンゴル」)

ストーリーはともかくとして、これ配役ミスだろ。 浅野忠信があまりにも自然体過ぎます。 いや、なんていうんだろ。浅野忠信の良さって、演技しているのか地なのか良くわからん自然体具合だと思うんですが、その良さが全く出ていません。 で、それが出ていな…

[]詩的で哲学的な名作 (「ツリーオブライフ」を観た)

カンヌでパルムドールを取ったマリック・テレンス監督の作品。 この映画は評価が分かれそうです。 予告編を観ると「父と子の葛藤」を描いたファミリードラマのように見えますが、実際にはこの映画にはストーリー性がほとんど有りません。確かに、父と子の葛…

[]もっと浅野忠信に目立ってほしかった(「マイティ・ソー」)

バンコクに向かう機内で観たショーも無いアメリカ映画 内容にはまったく興味は無く、映像にもまったく良いと思うところはなし。 で、なんで観たかというと浅野忠信が出ていたから。 演技しているんだかしていないんだか良くわからない脱力感が好きで、浅野忠…

[]個人の自立は感染する「百万円と苦虫女」

ちょっと甘酸っぱい終わり方をするこの映画、結局何を言いたかったのでしょうか? 僕は、「個人の自立は感染する」ということが言いたかったのだと思いました。 一応、簡単なストーリーはこんな感じ。 ひょんなことから刑事告訴され、20代早々にして「前科者…

[]ゴッドファザー三部作完結。

ゴッドファザー三部作の終章 マイケル・コルレオーネの晩年を描いた作品です。 中々痛々しいシリーズの締めくくりですね。結局、ファミリーを守ろうとして裏の世界に入ったマイケルは、最初の妻、娘の二人を暗殺によって失いました。しかも自分の身代わりと…

[]チャイナシンドローム

3.11の震災の後、色々な経由でお薦めをされた映画。 チャイナシンドロームとは、融解した核燃料が地殻を突き破って地球の裏側に出てくる、という例え話です。 そういうSF的な映画なのかと思って観てみたのですが、実際のストーリーはそういうトンデモ事故話…